装具インソールの説明

装具インソールイメージ

装具は、外傷などで手足を切断したときや、身体機能の一部が損なわれたときに、その機能補助を目的として使用します。
半永久的に使用する義手や義足もありますし、一定期間のみ身体機能の補強や矯正に用いられるものもあります。このうちインソールは、足部が変形している方、痛みによって日常生活に支障を来たしている患者さんを対象とし、足底のバランスなどを調節する目的で使用します。
足底圧を分散させることにより、痛みのある部分の負荷が軽くなりますし、足部の変形を矯正することによって歩行なども楽になります。変形性膝関節症によってO脚やX脚に悩まれている方にも効果的です。

当院で対応いたします

装具インソールによって日常生活への影響を軽減させるには、装具療法に精通した医師が患者さんの状態をきちんと見極め、専門の義肢装具士が製作することが重要です。
当院では、装具を快適に使用できるよう、患者さんの要望を踏まえて対応いたしますので、まずはご相談ください。

※装具作成(ソール等)は、火曜日午後に行っております。

このような方におすすめです

足部の変形を放置していると、歩行時に痛みが出たり、少し歩いただけでも疲労しやすくなります。さらに進行すると、足部の変形によって様々なリスクも高まります。
外反母趾や偏平足の方は、このような問題が起こりやすいので、早めに装具療法を受けるようにして下さい。
また、タコやウオノメが何度も出来る方、変形性膝関節症や足底筋膜炎、リウマチの方も、インソールのご使用をおすすめいたします。